大津あきのた会とは

大津あきのた会は、社団法人全日本かるた協会の加盟団体です。
全日本かるた協会には、全国でおよそ100の、百人一首競技かるた愛好団体が加盟しています。
滋賀県にはかつて昭和40年代くらいまでは多くのかるた愛好団体がありました。その中で、主に大津市内の 会がまとまって「大津あきのた会」が創立されたと言われています。
「大津あきのた会」は小倉百人一首競技かるたを愛好する人たちの集まりです。

大津あきのた会の活動方針

大津あきのた会は会員の競技かるたの技量の向上と、「小倉百人一首競技かるた」を通じてその愛好者が世代を越えて、親睦・交流を深めることを大きな目標としています。
その目標のため、次のような方針に則って活動を行います。

「競技かるた」の普及を目指す

大津あきのた会は、「競技かるた」に興味を持つ一人でも多くの方に、実際に「競技かるた」を体験してもらい、かるたの面白さを実感してもらうために、初心者の人が気軽に入会できる会となるように活動しています。

会員全員が有段者となれるように

名人戦・クイーン戦などに出場できるA級選手となるには、高い技術を身につけることが必要ですが、「初段」(C級選手)には、練習を重ねれば一年程度でなることが可能です。
A級を目指すことはもちろんですが、会員となった人が全員、まずは初段になれるよう指導し、練習することを主眼に活動しています。

「会」全体としての技術向上のために

(社)全日本かるた協会では、全国の加盟会の中で、年間成績上位16会を中心にして、毎年2月に「各会対抗団体戦」を開催しています。
また、全日本かるた協会近畿支部では毎年7月に「関西地区都道府県対抗団体戦」が行われています。大津あきのた会は「各会対抗団体戦」の出場資格を得て、 上位入賞することと、「関西地区都道府県対抗団体戦」で滋賀県チームとして、継続して3位以上の成績を挙げることを目標にしています。
また昨年から正式種目になった「国民文化祭」においても滋賀県チームとして上位入賞を目指します。

会員の親睦を深めるために

仕事や学校の都合など「大津あきのた会」の会員それぞれが活動に参加できる度合い は事情によって様々です。普段の練習にあまり参加できない人も、会を通じて会員相互の親睦を図り、さらに近畿の各府県の愛好者との交流をふかめるために、 通常練習の他にも合宿やボウリング大会などの行事を企画しています。